God Help the Girlの話

みなさんこんにちは。

髪の傷みが限界値に達し、どんなシャンプーでも泡立たないカッサカサの悩めるOL、もちおもちです。

 

手触りはまるでトウモロコシのヒゲ。モロコシのゲーヒー。陰毛とか言われるのも時間の問題…。こうならないためにも、ブリーチ毛にパーマを当てるのはやめようね。

 

久しぶりの映画

 


映画『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』予告編

最近久しぶりにツタヤでDVDをレンタルしました。3本くらい借りたんですが、その中でも断トツ面白かった&衝撃を受けたのが「God Help the Girl」というイギリスの映画。

 

スコットランドグラスゴーのとある街。入院中の少女イヴ
エミリー・ブラウニング)は、一人ピアノに向かい曲を書いていた。
ある日、彼女は、病院を抜け出し向かったライブハウスで、
アコースティック・ギターを抱えたジェームズ
(オリー・アレクサンデル)に出会い、
さらに友人のキャシー(ハンナ・マリー)を紹介された。

2人の少女と1人の少年は一緒に音楽を作り始める。
魅力的なのにどこか孤独を感じさせるイヴ。
密かにイヴに恋をする理屈屋のジェームズ。
天真爛漫な年下のキャシー。
その夏、3人の友情と恋が、音楽にのって始まった-。

あらすじはこんな感じ。

 

イギリスのロックバンド「BELLE AND SEBASTIAN」のフロントマンであるスチュアート・マードックの初監督作品で、所々音楽ネタが挟まれていたり、ミュージカルシーンも満載の音楽映画です。

 

ちなみに監督は「プラダを着た悪魔」とか「500日のサマー」のサントラをつくってる人。

 

このあと詳しく書くけど、音楽はもちろん、なんといってもファッションがめちゃめちゃステキ。特に主人公のイヴ。

 

f:id:tadanokuzu:20160313165708p:plain

一番右の子。みんなカッコいい

 

大きめ襟のワンピースだったり、ボーラ―ハットだったり、マーチンだったり。衣装はTOPSHOPとかアメアパとか、ハイブランドじゃない所がまたステキでした。

 

ツボ過ぎて劇中「あ~~~それいい~~~すごくかわいいよ~~~」と、どこかのAV男優みたいなつぶやきが止まらなかった。

 

あと私は行為中おしゃべりなAV男優はマジで萎える。「だまれし」と思う。これ豆な。

 

そして劇中に髪を切るシーンがあるんだけど、この切った後の髪型がマジで可愛い。マチルダっぽい雰囲気のボブで、「こんな髪質になりてぇな~~~~」ってなる。

 

適当に結んだ感じとかも可愛くて、赤い口紅との組み合わせがまた良い。男友達の白ニット(大きめ)を借りて着るところとか、もうこんな人生歩んでみたかったよね。

 

あと私は行為中ケツをリズミカルに叩くAV男優はマジで萎える。「やめろし」と思う。これ豆な。

 

人間のピラミッド

そして特に印象的だったのは、イヴの主治医が人の人生を示すピラミッドを用いてイヴを諭すシーン。

 

それによると、ピラミッド一番下の層は食事や睡眠や空気などの「なくてはならない」もの。その上は家族や友人、社会や仕事など。そして一番上は音楽や芸術です。

 

主治医は、拒食症や鬱状態のまま音楽に没頭するイヴに対し、生活の根幹が出来ていないまま頂上である音楽を目指してはいけないと説明する訳です。

 

それを見て、自分自身に置き換えたときハッとさせられました。

 

今が楽しければ良いじゃ~ん!と、日々の生活(食事とかお金とか家とか人間関係とか将来のこととか)を疎かにし、娯楽で誤魔化していたのは、下層の構築が出来ていなかったんだなと…。

 

公共料金はきちんと払う、今後のプランを考える、人との交流の場から逃げない、嫌なことがあっても人間関係をシャットアウトしない、などなど、、、

 

自分に余裕が無いと決めつけて色んな事を疎かにしていたけど、人として当然のことであるこれらを、これからは積み重ねていかなきゃなあと思いました。

 

前に母親にも「生活をちゃんとしなさい」と言われたことを思い出した…。

 

これ以降少しずつですが、仕事でもプライベートでも、嫌だと思うことには積極的に取り組むようになったので、ちょっとは成長していると思いたい。

 

そういや星野源も本の中で同じようなこと言ってたな。

 

次に克服したい事は職場のカラオケ。もちおもちでした。