コジコジ⑤
どうもこんばんは、コジコジです。
季節の変わり目に近づき、寒暖差アレルギー&花粉症の私には辛い時期がそろそろやってきそうで、引きこもりに拍車をかけそうな最近です。
そんな引きこもり精神には負けまいと思い、先日、久しぶりに合コンに行ってきました。
メンバーは、男性陣が幹事とメガネの男性、女性陣は友達のNちゃんと私、の4人でした。幹事(Kさんとします)とNちゃんが友達を一人ずつ呼んで飲もうと企画してくれて、誘ってもらったというわけです。
最終的なことを言うと、Kさんは潰れてしまったのですが、それまでの一連の流れをお話しします。
はじめ、Kさんはわりと無口で合コンにあまり慣れていない様子でした。しかしお酒が入ってだんだんと口数が増えてくるようになり、「あ、人見知りだったのか」と気付きました。
Kさんがお酒の力によってよく喋るようになり、ぎくしゃくした雰囲気は和らいで場の空気はあったまってきました。そこで、お酒はどのくらい飲むの?という定番のくだりになり、
Kさんは、
「酒はただただ酔うための手段。自分は気にしいでストレスが溜まりやすいから、そういうときには酒の種類は構わずとにかく酔っ払うまでぐびぐび飲んでしまう」
と要約するとこんなようなことを言っていました。そのころには乾杯のビールが終わり、Kさんだけ早々と日本酒に切り替えていました。そしてお酌する間も与えずに、ひとり手酌でぐびぐび飲み始めました。
ここで、おや?と思えば良かったのですが、「酒は強いので」と豪語してたし、私も飲んでいたのであまり気に留めていませんでした。
そして何合の日本酒が来たか分からなくなったころ、職場の話になり、
「仕事を押し付けてくる人いますよね。そういう人はやる気がないから仕方がないと思いますよ。でもね、言いますけど、あなたの分まで俺はいくらでも働いてやりますよ。でもその分のおまえの給料を俺に渡せって話ですよ!!」
と何故か半ギレで熱弁していました。
そうしてKさんは、ラストオーダーのころに机に突っ伏し、気になるワードが聞こえた時だけ話に割り込み、メガネさんは苦笑、Nちゃんは放置。こんな感じで二次会に行けるような体力も残っておらず早々に解散となりました。
(Kさん、明日死ぬほど後悔するんだろうなあ、、)
と思っていたら、この本を思い出しました。
- 作者: 太宰治
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/06
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太宰治が地元津軽に行き、昔を振り返りながら旅をする話なんですが、途中Kさんみたいな人が出てきて私はめちゃめちゃ笑いました。おすすめです!