キラキラ女子の話

 お金をケチっていつもと違う美容室に行ったら、阿佐ヶ谷姉妹みたいな髪型になったもちおもちです。

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「髪色は暗め」「これから伸ばしてボブにしていきたい」

この2つのワードで注文したら、見事に阿佐ヶ谷ヘアーになりました。なんでやねん。

 

キラキラ女子

ライター時代に「何か面白い企画ない?」と聞かれることが度々あったのですが、人前で意見も言えないダメ人間の私は結局何も提案できませんでした。

 

でも実はやってみたいと考えていた企画が一つあったので、今回はその企画案についてここでプレゼンしておこうと思います。お蔵入りネタです。

 

題して「キラキラ女子VSこじらせ女子座談会」!!!

 

多分タイトルだけで「そりゃお蔵入りだろ」感満載ですが、一応説明だけさせてください。

 

まず、キラキラ女子とは何ぞや?という点ですが、

仕事だけでなく、ファッションや恋愛、プライベートもバランス良く楽しんでいる憧れ女子たちのことを指し、前向きに楽しいことが大好きで、内面も外面もキラキラした自立した女性は、同性からも異性からも魅力的な存在です。

とのこと。とりあえず遠い存在すぎて理解が追い付かない。キラキラ女子、何それ美味しいの?

 

そしてそれに対抗するこじらせ女子とは?

世間がいう『女のコって可愛いよね』の中に自分を当てはめられない女子です。ルックスは普通なのに、自分の内面では女子力が低いと悩んでいる。自分に対するダメ出しが激しくて自信を持てないんです。

ルックスは「普通」。決して良くはない。ここテストに出ます。

 

という感じで、こじらせに属していると思っている自分としては(こじらせの定義に納得できない部分も多いけど)、この両者で仕事や恋愛観などについて語ってもらったら面白いんじゃないかなと思った訳です。

 

こじらせの立場としては、キラキラ女子(めんどくさいので以下キラ女)がどう考えて人生を送っているのか直接聞きたいと思ったんですよね。

 

結局この座談会は実現しなかったし、私の友達にもそのような人は見当たらなかったので(disりではありません)、両者の違いについてこれまでの経験談から比較してみたいと思います。

 

  • 仕事について

まずキラ女の仕事観とは?

ここでは私が以前合コンに参加する前の時間潰しで入ったとある新宿のカフェで、後ろの席に座っていた某有名大学所属の就活生の意見を参考にしたいと思います。あ、ちなみにこの話は盗み聞きした話なので直接「だよね~!」とか言って聞いていた訳ではありません。

 

その子たちの話を要約すると、「今就活してて大手メーカーに内定もらってるけど、いずれは年収1000万円くらいのリーマンと結婚して専業主婦になるから、働き始めたところで辞めちゃうんだけどね~!入る意味あるのかな~!あはは~!」「確かに~!ウケる~!ウケまくる~!!」

 

という感じでした。大学の就活時代には「1人で生きていくんや…!この世は金…金やでぇ…!!」という思いで必死に面接を受けまくっていた自分は、とんでもない衝撃を受けたのを覚えています。

 

その時に、「あぁ、なるほど。キラキラ女子はいずれ結婚することを見据えて退職する予定にも関わらず、新卒で大手企業に就職して輝いているのか…」と。

 

バリバリ仕事しながら程よく恋愛も楽しみつつ…みたいなキラキラキャリアウーマンもいると思いますが、この女子大生たちのようにその先も計算しつつ仕事をしていくキラ女…。

 

勝てない。完全に敗北です。結局こじらせは、そういったキラ女のいないフィールドで働くのが精神衛生上宜しいんじゃないかな…くらいの結論しか出ませんでした。

 

  • 恋愛について

キラ女は出会いが多い。これは偏見ではなく、そういった出会いのある場に積極的に出ているからだと思うので、この差は歴然です。

 

こじらせでも合コンにはいきますが、彼女たちはその1回1回を大切にしていて、確実に結果を残していく気がします(個人的意見ですが)。

 

 

くすぶれ!モテない系 (文春文庫)

くすぶれ!モテない系 (文春文庫)

 

 

 

以前読んだ能町さんの著書「くすぶれ!モテない系」の中で、モテない系女子(≒こじらせ)は、自分にとって興味のない男性=マジで無い系から言い寄られてもモテた中にカウントしないのに対し、モテる系女子(≒キラ女)はどんなタイプの男性であれ、モテた内にカウントしていくという内容がありました。

 

これを見てかなり納得。こじらせは生理的に無理だと思った男性のことは闇に葬り去って、無かったことにしようとする傾向があるな…と思いました。

 

とは言っても、その言い寄られ回数自体の絶対数が違うんですけどね。だからこじらせとしては、どんな人であれ(生理的に無理とか)、とりあえず誠心誠意対応する気持ちは持っていたいな…と思った次第です。

 

とはいえ、こじらせであっても「楽しいことが大好き」という点においては負けていないと思うので、自分が楽しいと思うことはどんどんやっていこう~!という結論で締めたいと思います。キラ女を目指すのは諦めて、こじらせ人生を謳歌していこう!

 

……書いていて何だか目頭が熱くなってきたので、今回はここでおしまい!次回をお楽しみに~!